プロフィール

大賀水香宝（おおがみかほ）
大賀たか聡（おおがたかとし）

大賀水香宝（おおがみかほ）

担当

食事指導
食養整体師
足もみ
よもぎ蒸し風漢方浴
吸い玉プハン

猫背からの脱出

中学三年生で「みかばあちゃん」と呼ばれていました。呼んだ女の子を「じいちゃん」と呼んでふざけて遊んでいたので、悲壮感はなかったのですが、なぜ自分が”ばあちゃん”なのか？わかっていませんでした。あとで気づいたのですが、当時は、ちょっと胸が膨らみ始めたのが恥ずかしいのと、典型定期な日本人体系で座高とても高かったのが気になっていて、いつも背中を丸くして座っていたです。いわゆる猫背。そういえば、もっと小さい頃から、母に「背筋を伸ばしなさい！」と背中に50センチ物差しをよく入れられていました。まぁ、当然のことですが、服だけがまっすぐに伸び、何の効果もありませんでした。

振り返ってみると、私の猫背人生は長かった…。整体の仕事を始めるにあたり、猫背の整体師では話にならん！と、30歳を過ぎてから、クラッシックバレエに通い始め、その後も、気功、太極拳、ヨガ、など、ちょっとずつですが色々試してきました。敷布団も背筋を伸ばす矯正力のあるマットにすることで、昼間背筋を伸ばしやすくもなりました。カサハラフットケアのテーピング靴下を履き、足裏にアーチを作ることで、またひとつ、背筋がググッと伸びました。そして、ついに最終章、骨盤力に出会うことで、いい姿勢を持続できるようになり、猫背から脱出です。

食にはまる…

大学を卒業し、大手企業に13年間勤めました。大病こそしていませんが、元来、体が弱く、体力も気力もなく、頻繁に風邪を引いていた私は、13年ずっと座りっぱなしの仕事の結果、すっかり体調不良に陥ったのです。ヒドイ冷え性に倦怠感。冷房の風がちょっとでもあたると、もうイライライライラ。いつも疲れていて、休日はうちでゴロゴロ。朝は起きれない。仕事もはかどらない。体調がよくないのは、体を動かさないからだよと友だちに言われ、寝る前にストレッチをやってみるものの、なんと３日で発熱。自分でもこんな体が嫌になりました。何とかしなければ！そして、本を読みあさりました。出合ったのが、石原結實先生の「病は冷えから」。この本に紹介されていたのが、手作りの人参ジュース。毎朝、パンと牛乳だったのを、人参ジュースに変えてみました。すると…なんかラク。えっ？　もしかして、「食」って、これまで考えていたよりも、ずっとずっと威力があるのかもしれない……これが私が食にはまっていくきっかけでした。

食改善で元氣になり脱サラ

食を変える。まずはどうしたらいいのだろう？薬膳を習ってみた。確かに、食べ物による体への影響は大きそうだ。しかし、食材は入手しずらいし、メニューはなじみのないものばかり…。これは続かないかも。と思っていたところ、受講生の一人が「薬膳と食養の違いなんですか？」と先生に質問。ん？ ”食養”？なんだそれ？その人聞いてみたところ、「私がお世話になっている鍼灸師の先生は、食養をやっていて、『あなた、○○食べたでしょ～』って当てるの」。びっくり！そんな人がいるんだ～。早速その鍼灸師の先生のところに伺うと、「マクロビオティックの料理教室に通って勉強しなさい」と言われ、リマクッキングスクールに通い実践。すると、みるみる元氣になっていったのです。自分でもこれは驚きでした。マクロビオティックは欠点もありますので、取り入れ方には注意が必要ですが、当時の私の体にはピッタリだったのです。

元氣になった私は、私と同じように辛い思いをしている人が世の中にはたくさんいるはず。これは伝えなければ！となぜか勝手に使命感を感じ、退職したのです。