減塩しない

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40歳からはじめる 体の中からキレイになる生活習慣
<減塩しない>

「減塩=健康」と思っていませんか?

私も昔はそう思っていました。

しかし、違っていました。
問題は「量より質」だったんです。
46億年前に地球が誕生し、
40億年前に生命は”海”で生まれました。

単細胞生物は海水から直接栄養を摂っていました。
驚くことに、当時の海水の濃度やミネラルバランスは、
今の私たちの血液とほぼ一致しています。

多細胞生物となり、陸で生きる私たちは、
直接、海から栄養を摂ることはできないため、
体の中に小さな海を持つことになったのです。

はじめて知ったとき、なんて神秘的なんだろうと
感動しました!

1997年塩専売法が廃止されるまで 塩は専売でした。
このお塩「食塩」はイオン交換膜製塩法のため、
ナトリウムの純度が非常に高く、
古代の海のミネラルバランスとは違ってしまったのです。
これは減塩したい化学塩です。

では、自然塩ならなんでもいいかというと、
これもまた、そうではありません。
多くの自然塩は、海外から岩塩を輸入し、日本でにがりを添加しています。
これも本来の自然塩ではありません。
体に負担をかけない自然塩に条件はこちら。

*ミネラルが68種類以上含んでいる(微量ミネラルが大切!)
*海水を煮詰めていない
*太陽と風だけで乾燥させている
*にがりが少なめ(にがりを飛ばしている)

ご自分が使っているお塩がこの条件をクリアしているか?
是非確認してみましょう!
体の中では、常にミネラルが大活躍してくれています。
こんな方は塩が不足している可能性があります。ごく一部ですが。
(1)~(7)は昔の私です。

(1)足がつりやすい
(2)筋トレしても疲れるばかりで筋肉がつかない
(3)常に疲れやすい
(4)風邪をひきやすい
(5)てのひらがジトッと湿っている
(6)汗をかきにくい
(7)弛緩性便秘(腸の筋力がないために起こる便秘)
(8)ずっと減塩していて、もともと低血圧だった人が更年期頃から徐々に高血圧になってきた。

本当に体によい塩は、たくさん摂っても喉が渇くだけで、高血圧にはなりません。
(ただし腎機能障害の方はこの限りではありません)

高血圧になるのは、そうしないと体の隅々へ血液を送り届けられないから体が頑張ってくれている状態です。

問題なのは、ナトリウムの摂り過ぎです。
ナトリウムが多いものは、食品添加物や化学調味料。
ほとんどが、~Na、ナトリウム化合物なのです。

今の日本では、食品添加物を使われていない食品を探すのは至難の業ですが、
楽しくできる範囲で、手作りを楽しまれるといいですね。

また体に良い塩を持ち歩いて、外食時にちょっと振りかけることで
微量ミネラルを補給、グッと美味しくなり、体への負担も減りますよ。

特に菜食主義の方は要注意。菜食主義の方が減塩すると、それこそ体が持ちません!
完全生菜食ならまだいいのですが、煮たり焼いたりしたものが多い菜食主義の方は体によいお塩をしっかり摂りましょうね。(実は肉や魚など動物性食品にはナトリウムが含まれています)

ほかにも塩は、
命を活性化させ自然治癒力を高める
腸内の腐敗を改善する
などの効果もあります。

なので、
海は文字通り人の母なる水
あらゆる生命の原点 です。

減塩は万病の元

良質のお塩を体が必要とするだけしっかり摂りましょう!

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