【薬に頼らず元氣になる生活習慣】
水やお茶、ジュースを飲みながら食事していませんか?
食べ物が胃の中に入っているときに、水分を摂ると、
胃液が薄まり、消化が十分に行えません。
胃液はPH2前後という、強酸です。
このおかげで、有害な菌なども殺され、
私たちの体を守ってくれています。
なので、これを薄めてはいけません。
有名な歴史的事実があります。
戦後、中国から150万人が復員する際、
消毒液皆無という劣悪な環境下で、
コレラや赤痢などの感染者をひとりも出さなかった。
それは、軍医の沼田勇先生の指導のおかげだそうです。
「食事の際はもちろん、食後少なくとも20分は水分を一切取らないよう厳重に申し渡した」
たったこれだけ。すごいことですね。
普段から食事中に水分を摂らないと食べられないという方は、
よく噛まずに水分で流し込んでいるか、
食べる量が多すぎているかもしれません。
よく噛んで食べると、ちゃんと唾液が出ますから、
水分はほとんど必要ありません。
1口30回を噛むことを目指しましょう。
その為に、箸置きを準備して、一口毎に箸を置くのいいですね。
食卓にはお味噌汁以外の飲み物を置かない習慣も大切。
食後に、口をさっぱりさせる為にお茶が必要なら、
ほんの一口だけにしましょう。
ガブガブ飲むの必要はありません。
これから風邪やインフルエンザなど増える季節です。
水分は、必ず空腹時に摂り、食事中や食後すぐは極力控えて
免疫力を上げていきましょう。